お椀を伏せたような独特の美しいシルエットが目を引く大室山は、標高約580メートルに位置する伊東市のランドマークであり、ユネスコ世界ジオパークの一部としても世界的に注目を集める天然記念物です。山全体の環境を保護するために徒歩での登山は禁止されていますが、リフトに揺られる約6分間の空中散歩では、足元に広がる四季折々の山野草の絨毯と、上昇するにつれて視界が開けていく爽快な体験を楽しむことができます。
リフトを降りた山頂には、噴火口跡をぐるりと一周する約1キロメートルの遊歩道「お鉢めぐり」が整備されており、富士山や伊豆諸島、そして相模灘までを見渡す360度の大パノラマは、まさに日常では出会えない「Unseen(まだ見ぬ)」な絶景の連続です。噴火口の底で楽しむ本格的なアーチェリーや、山頂に佇む浅間神社などのパワースポット巡りなど、単なる絶景鑑賞にとどまらない深い体験が、訪れる人々に大自然のエネルギーを与えてくれます。毎年2月に行われる伝統行事「山焼き」によって守られ続けてきた、なめらかで美しい山肌を間近に感じながら、空と海と大地が溶け合う特別なひとときをこの場所で見つけてみてください。

